※経歴・写真は授業当時のものです。
技術:請川 博一(うけがわ ひろいち) 先生
ドローンパイロット、有限会社レイブプロジェクト代表
1961年生まれ。無人航空機ドローンのパイロットとして30年のキャリアを持つ。ドローン空撮の第一人者。精細なドローン操縦技術と卓越した映像センスで、数々のCMやテレビ番組の撮影を手がける。火口など危険地帯や人が立ち入れない場所の調査などでも活躍。危険なものというイメージがついてしまったドローンの可能性と安全性を広く知ってもらうため、定期的に技術講習会を開催して操縦の指導も行う。自身もテクノロジーの発展と安全性の両立を目指して撮影技術を磨き続け、日々、新たな可能性を見出している。「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK 2016年5月23日放送)に出演。

保健室:大工原 忍(だいくはら しのぶ) 先生
メディカルアロマスペシャリスト
1997年度準ミスワールド日本代表モデル、キャスター、女優、タレントとして活動後、メディカルアロマを学び、インストラクターの資格を取得。本場の医療アロマ を学ぶため渡仏。帰国後、メディカルなアロマテラピーを主とした株式会社エクサスコーポレーション設立。現在、芳香産業全般に貢献。社団法人日本オーソフィトセラピスト協会理事長。日本アンチエイジング歯科学会常任理事。イマジンワンワールドきものプロジェクトモデルスーパーバイザー。
(資格)ナードジャパンアロマアドバイザー、ナードジャパンアロマインストラクター、ナードジャパンアロマトレーナー、ナードジャパンアロマセラピスト、ホームヘルパー2級、ジャパンメディカルハーブ協会ハーバルセラピスト、ジャパンメディカルハーブ協会ハーバルプラクティショナー、日本プリザーブドアーティスト協会認定講師
理科:荒木 健太郎(あらき けんたろう) 先生
雲研究者、気象庁気象研究所研究官、博士(学術)
1984年生まれ.茨城県出身.慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業.地方気象台で予報・観測業務に従事した後,現職に至る.専門は雲科学・気象学.防災・減災のために,豪雨・豪雪・竜巻などによる気象災害をもたらす雲の仕組み,雲の物理学の研究に取り組んでいる.著書に『雲を愛する技術』,『世界でいちばん素敵な雲の教室』,『雲の中では何が起こっているのか』,『せきらんうんのいっしょう』,『ろっかのきせつ』など,監修に映画『天気の子』(新海誠監督),『天気と気象の教科書』(Newton別冊),『気象のきほん』(Newtonライト)などがある.Twitter: @arakencloud、Facebook: @kentaro.araki.meteor

保健室:三宅 琢(みやけ たく) 先生
株式会社Studio Gift Hands代表
医師・医学博士、眼科専門医、労働衛生コンサルタント、メンタルヘルス法務主任者。医師免許を持って活動するマルチフィールドコンサルタント。主な活動
1)iOS端末を用いた障害者への就労・就学支援
2)企業の産業保健・ヘルスケア法務顧問
3)遊べる病院 Vision Park(2018年グッドデザイン賞受賞)のコンセプトディレクター、運営責任者
上記を中心に、医療・福祉・教育・ビジネス・エンタメ領域を越境的に活動している。東京大学において、健診データ活用、行動変容、支援機器活用関連の研究室に所属する客員究員としても活動中。
著書:
マネジメントはがんばらないほどうまくいく(管理職むけメンタル・モチベーションマネジメント本)
向日葵と僕(歌集・童話)
社会:後藤 健市(ごとう けんいち) 先生
スノーピーク取締役執行役員(地方創生担当)
株式会社プロット アジア アンド パシフィック代表取締役社長。㈱スノーピーク地方創生コンサルティング代表取締役会長。一般社団法人野遊びリーグ理事長。㈱デスティネーション十勝代表取締役社長。
1959年、北海道帯広市生まれ。米国留学、東京での仕事を経て、1986年、26歳で帯広に戻る。以来、社会福祉事業とともに、フィールドカフェ、場所文化フォーラム、まちづくりのさまざまなアイディアを実現するために会社や団体の設立に関わり、地域と連携しながら、場所の価値を生かした企画とその実践及び講演を全国各地で行っている。また、今後の地域活性化において不可欠となるアジアやパシフィック各地域との連携を視野に入れた活動も行っている。場所文化機構代表、地域活性化伝道師(内閣府)、北海点字図書館理事長、全国視覚障害者情報提供施設協会顧問、北海道視覚障害者情報提供施設協議会会長、社会福祉法人ほくてん理事長ほか。

道徳:若杉 浩一(わかすぎ こういち) 先生(谷知 大輔先生との共同授業)
武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科教授
1959年生まれ。熊本県天草市出身
1984年九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒。
プロダクトデザイナー。
株式会社内田洋行入社、デザイン、製品企画、知的生産性研究所
テクニカルデザインセンターで製品開発と研究開発を行い、2013年、内田洋行のデザイン会社であるパワープレイスにて、ITとデザインのメンバーを集めリレーションデザインセンター設立。一方で、デザインの社会的の意義を求め、2002年から、私的活動で地域や社会のデザインを実践「日本全国スギダラケ倶楽部」を設立。現在、設立18年、会員数2400名に達する。会員が、全国で様々な活動をしている。2019年4月、武蔵野美術造形構想学部 クリエーティブイノベーション学科の教授として着任。地域社会とデザインの未来を模索し、実践、研究している。現在は、東京藝術大学非常勤講師、九州大学客員教授兼務。
社会:谷知 大輔(たにち だいすけ) 先生(若杉 浩一先生との共同授業)
パワープレイス株式会社
1983年生まれ 奈良県奈良市出身。
2009年三重大学大学院 共生環境学研究科 博士前期課程 修了。
大学で林学を学んだ後、住宅向けの内装建材メーカーに入社し、国産木材製品のマーケティングを担当。メーカ―勤務で木材生産と利用の現場の意識にあまりに大きな乖離を感じ、如何にこの間を繋ぐかを考えるようになる。退職後、非住宅市場へ国産木材を提案、コーディネートする会社に合流し、FSC森林認証材や国産木材の提案を行う。2017年には地域木材の流通を支援するNPOを設立し、同年、当時パワープレイスに在籍していた武蔵野美術大学の若杉教授にお声がけいただき、山形県高畠町の図書館および屋内遊戯施設の木材調達業務に従事。町産木材と地元製材所、地域の加工業者により建材加工を行い、図書館では町産木材の利用率99%を達成した。地域木材流通の最適化を通じて地場産業の活性化や人と人の繋がりを再構築したこの取り組みは、タニチシステムと呼ばれ、令和元年度版の森林・林業白書でも紹介された。現在はパワープレイスに所属し、人と木の繋がりをデザインし、より豊かな未来に繋げていく活動を行っている。
社会:黒笹慈幾(くろささ やすし)先生
高知大学地域協働学部特任教授
1950年東京生まれ。中央大学法学部卒。1974 年小学館入社。ビッグコミックオリジナル編集配属、西岸良平「三丁目の夕日」、北見けんいち「釣 りバカ日誌」、弘兼憲史「人間交差点」などヒッ ト作を生み出す。その後少年サンデーを経て、 1981年「ビーパル」創刊スタッフに参画。1995年「ラピタ」創刊編集長。1998年より2003年7月までビーパル編集長。 ビーパルの編集に関わること通算15年余、自他ともに認める「釣りバカ」編集者 。ビッグコミッ クオリジナル勤務時代は人気コミック「釣りバカ日誌」の初代担当者として作品作りに関わり、 主人公の「浜崎伝助・通称ハマちゃん」のモデルとして、ごく一部の人たちの間で有名。 2006年3月、小学生を持つ母親向けの家庭学習誌「edu(エデユー)」創刊編集長。2009年より小 学校の教師向け専門誌「教育技術」や「edu」などを発行する小学館児童・学習編集局のチーフプ ロデューサーをつとめながら、小学館クリエイティブ取締役を2011年4月まで兼任。2011年11月、定年退職を機に高知へ移り住み、南国生活技術研究所を設立、代表に就任。2012年7月、株式会社ファクトリー取締役に就任。2015年4月、高知大学地域協働学部および地域連携センター 特任教授、2018年4月より地域協働学部客員教授。
音楽:小川 基(おがわ もとい) 先生(通称:ToyToy)
アイヌ文化継承者
1972年生まれ。アイヌ文化に囲まれた環境で育つ。
自らのアイデンティティへの葛藤から沖縄へ。沖縄で琉球文化の誇りを胸に活動している先輩ミュージシャンに触れ、帰札。北海道内のアイヌの古老を訪ね歩き、改めてアイヌ文化を見直し、学びなおす中で、幼少時に体温で伝えてもらった切り絵、唄の記憶が蘇る。2010年『ToyToy屋』の屋号で活動開始。アイヌ文化を「北海道の文化として、より身近に感じ、大切にして欲しい」との願いから、アイヌ文様の切り絵作品を切り出す他、アイヌ文様プロダクトの製作・販売、アイヌ文様デザイン、トンコリ・ムックリの演奏、レコーディングサポート、イベント出演、切り絵・唄と踊りのワークショップ等を道内外、国内外問わす展開中。
理科:稲見 昌彦(いなみ まさひこ) 先生
東京大学 総長補佐・先端科学技術研究センター教授
博士(工学)。JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト 研究総括。情報工学やロボット工学が専門で、これまでに触覚拡張装置、動体視力増強装置など、人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。SF漫画『攻殻機動隊』に登場する技術「光学迷彩」を実現させたことでも世界的に有名。子どものころから『ドラえもん』が好きで、「自分がひみつ道具を発明する」という思いが研究者の道へ進む原点になっているとのこと。
理科:中村 俊介(なかむら しゅんすけ) 先生
株式会社しくみデザイン代表取締役
名古屋大学建築学科を卒業後、九州芸術工科大学大学院(現・九州大学芸術工学研究院)にてメディアアートを制作しながら研究を続け、博士(芸術工学)を取得。2005年にしくみデザインを設立し、参加型のサイネージや、SMAP等アーティストのリアルタイム映像演出など、数々の日本初となる革新的な作品を手がける。2013年には身体の動きを検知し楽器を演奏するAR楽器「KAGURA」が米Intel社主催のコンテストで世界一になるなど、日本のみならず世界各国で数々のアワードを受賞している。また、世界中の子どもたちが創造的になれるようにとの想いで直感的なビジュアルプログラミングプラットフォーム「Springin’」を開発。福岡県プログラミング教育推進協議会委員、キッズデザイン賞審査員、アジアデジタルアート賞審査員などに就任、子どもから大人まですべての人をクリエイターにするべく活動中。。