※経歴・写真は授業当時のものです

古川 享(ふるかわ すすむ)
1954年東京生まれ。麻布高校卒業。1978年和光大学人間関係学科中退。
1979年株式会社アスキーに入社し、出版・ソフトウェアの事業に携わる。1982年同社取締役。1986年同社退社と同時に米Microsoft Corporationの日本法人であるマイクロソフト株式会社を設立し、初代の代表取締役社長就任。1991年同社取締役会長に就任。2000年には米Microsoft Corporationの副社長に就任し、2005年同社を退社。
黎明期から一貫して日本のパソコンやITの歴史に携わってきた。2008年には慶應義塾大学が創立150周年記念事業として新設した大学院メディアデザイン研究科(KMD)教授に就任し、若者の育成・支援に尽力する。その成果は、日本のクラウドファンディングの草分け的な存在であるReadyFor?、色覚補助技術の色のめがね・色のシミュレータなどとして花開いている。2020年3月定年により同大学院を退職。
引退後は、引き続き若者の育成に力を入れる他、幅広い交流関係を活かして大人の悪巧み軍団を結成して活動しようと画策中。趣味は鉄道模型と写真撮影。アメリカの鉄道を撮影した写真集も出版し、写真集海外では鉄道写真家としても有名。2014年夏に脳梗塞を患い生死をさまよう。一時半身不随、言語障害に陥るものの、ひたむきなリハビリテーションによって劇的に快復、一部後遺症が残るものの健康を取り戻し現在に至る。